猫が好きすぎてキャットハウスブランド『MITOREL』を起ち上げた、IT会社社長 インタビュー

キャットハウスの MITOREL 石原則和 氏 インタビュー

商品名を聞いた時から気になっていた『キャットハウス』はどんな方が作っているのか訪問。作っているのはキャットハウスのMITORELさん。何とIT企業の社長が作り出したと言うのが驚きの中その真意を聞く。

ー こちらの商品を見て驚いたのですが、ネコ愛に溢れるものばかりですね。

ミトレル 石原則和 氏(以下、石原): そうですね。もうネコのことばかり考えています(笑)携帯の写真フォルダも愛猫の写真だらけです。

ー なぜ、ITから畑違いの分野もはじめたのでしょうか。

石原: 一昨年前くらいから猫を描い始めたのですが、猫の写真を撮ってInstagramなどにあげたりしていると、どうもしっくりこなかったんですね。それで、部屋のインテリアを一新して家具などを買い換えたんです。ラグマットやソファ等、猫に合わせるように変えていきました。

変えたのは良いんですが、今度は猫が普段入っている入れ物が全然しっくりこなくて。色々探したのですが、ファンシーすぎる段ボールのものやキグルミの様なものしか国内では中々見つからなかったんです。

そこで、海外のブランドのものを探して購入してしまったのですが、それでも飽き足らなくなってもういっそのこと自分で作ってしまおうと思ったのがきっかけです。

ー 確かに商品を見させていただくと、見た目が非常に可愛らしく、デザインも多く写真映えしそうなものばかりです。

石原: 布製の物も素材(全て国内)と色・カタチにも拘っていて飼い主の満足度とともにネコの居心地の良さも勿論考えています。

購入したキャットタワー(中国製)を使っていた時に、遊んでいたウチの猫が怪我をしていて、どうしたのだろうと思ったら、キャットタワーに金具が飛び出ている部分があったりしたんです。

やはり『猫にとっても安心できるものを』と言う視点から、信頼できる方に作ってももらいたいと考え国内産に拘ることにしました。極力金属は使わない。そして、もしも接着剤を使うなら猫が舐めても大丈夫なものを使ってもらい製造しています。こちらの布製の商品は洗うこともできるのも売りの一つです。

そして、新しく猫用のインテリアとして何か無いかと探していて作ったのが、新作のこちらです。これは伝統工芸でもあるダルマの技術を使ったものなのですが、製造して下さるところを探し、作っていただくのに苦労しました。

作ってみると、クオリティはもちろんですが、実際自分のネコも愛用してくれていて、色やカタチも写真映えもするので、満足度は非常に高いです。そこで、さらに新しいものも試作で作っています。

ー 本当に写真映えしますね。ざっと見てもかなりのバリエーションがあり、これからも増やしていくとのことですが、ズバリ海外へも展開する予定はあるのでしょうか。

石原: 実は海外展開も現在見据えていて、NYに猫カフェならぬ猫バーがあるんです。日本が大好きな方で日本猫と日本酒を楽しむお店なんですが、そのお店に置いてもらえないか?と今動いていたりしています。

その他にも国内在住の外国人の方からも注文があり、購入した方から米国で売る権利を譲ってくれと直接電話があったりと海外向けの反響も嬉しいことにあったりします。

ー 確かに、海外の方にもウケが良さそうですね。それにしても猫好きは世界中にいるのがよくわかります。

石原: そうなんです。買ってくれた方がInstagramにあげたところ、海外の方からかなり反響があったみたいです。アジア圏だと台湾や韓国に猫好きな方が多いようで参考にしています。

更に猫好き過ぎて、今度は猫の病気が心配になってきてしまいました。猫が病気になったのを事前に分かるようなシステムを内蔵したキャットハウスやトイレ・水飲み器も開発しようとしています。

水を飲んだ回数とかトイレに行った回数等から、猫の腎臓疾患や泌尿器系の疾患がわかると言う事が判明してきています。私の会社は元々ソフトウェア開発会社なので、アプリやセンサーを使って病気を未然に防げるようなシステムを作ろうとしています。

猫って相当具合が悪くなるまで隠すものらしく、わかった時には時既に遅しとなってしまうので、できるだけ早く疾患の疑いがあったら病院に連れていってあげられる様にしたいなと。

ー 疾患を未然に防げるシステムまで作ろうとしているとは猫愛にあふれていますね。完成が非常に楽しみです。

石原: 世の中の猫を少しでも救えると思うんですよね。ビジネスコンテストで「これを犬にやったら倍売上が上がるんじゃないの?」という質問もありました。もちろん使えるに越したことは無いのですが、ブレずに猫専用としてまずは開発したいと思っています。

略歴

石原則和 / 株式会社アイ・エス・プライム 代表取締役 bit capsule代表
システムウェアやアプリ開発を行うIT会社を株式会社アイ・エス・プライム設立。
猫好きが講じ、別事業としてbit capsuleを創業。キャットハウスブランド MITOREL(ミトレル)を立ち上げ。
MITOREL WEB SITE mitorel.jp/
MITOREL SHOP SITE shop-mitorel.jp/
MITOREL Instagram www.instagram.com/mitorel/